大平地域のある栃木市は、栃木県の最南端に位置し、東は小山市、下野市、西は佐野市、北は鹿沼市、壬生町、南は群馬県館林町、埼玉県加須市、茨城県古河市、に接しています。
大平地域はその栃木市のほぼ中央部にあり、東西7.5km、南北8.5km、総面積39.8km2であり、その52%を農地が占めています。
町の北西部には太平山(おおひらさん)・晃石山(てるいしさん)・馬不入山(うまいらずやま)などの山々が連なり、東部には巴波川が中央部には永野川が流れ、美しい自然と緑に恵まれた豊かな田園都市です。
大平町の歴史は昭和31年、富山村、瑞穂村、水代村の三村合併により大平村となり、昭和36年には大平町となりました。
昭和40年代には、いちごやぶどうの栽培が広まり、現在も特産品として親しまれています。
昭和57年、太平山のふもと、西山田に勤労者野外活動施設「かかしの里」、郷土資料館「戸長屋敷」がオープンしました。
昭和60年代には、図書館、南地区公民館、勤労者体育センター、隣保館、婦人の家、民俗資料館、町民ホールなど地域の人たちが利用する様々な施設がオープン。
平成に入ってからは、ふるさとふれあい館や中央子どもの家、みなみ児童館など、福祉に関する施設が充実。かかしの里にはジャンボ滑り台が設置され、運動公園さくら球場や各小中学校にプールが設置されるなど、健康で生きがいの持てるまちとして発展してきました。
平成22年3月栃木市、藤岡町、都賀町と合併し新生栃木市として生まれ変わりましたが、現在も子育てしやすい住みやすい町として親しまれています。